相対的貧困とは、Twitterの「はやくコロナ給付金くれよ」勢は何者か

暮らし

昨日、政府はコロナ救済策のひとつとして低所得の子育て世帯への給付金支給を決めましたーーというニュースで思い出したのですが、

たしか昨年の5月とか6月でしたよね、新型コロナ感染拡大に伴う困窮者の救済策として政府が国民に一律10万円の給付金を配りました。

以前Twitterでつぶやいたことですが、これに味をしめたようにその後数カ月にわたって「給付金くれ〜」と言い続けている人は一体何なのかという話です。

「何なのか」とはなんなのだと言う話ですが、まあ要するにちょっと、というかだいぶ卑しくないかということです。まるで乞食じゃないかと。

ほんとに困窮して困っている人に紛れて、大して困ってもないただ金銭欲にまみれた人間が「くれよくれよ」と言っている様子が浮かんでしまって少しイラッときてしまったんですよね。あんたらのせいでお金が行くべきところに行かないじゃないかと。

怒ったってしょうがないんですが。
そもそも想像に過ぎないんですが。

それで上のツイートにあるように「一台数万円のスマホ」を引き合いに出して子供じみたことを言ってしまったわけです。

で、そのあと落合陽一さんの『2030年の世界地図帳』っていう本を眺めてたら「相対的貧困」なる単語が目に留まったんですね。

先進国では物価が高く、人間関係は希薄で、生活のインフラ依存度は高くなります。ある程度の収入がないと「健康的で文化的な人間らしい生活」を維持することは難しいでしょう。

こうした先進国の内側にある貧困を「相対的貧困」と呼びます。いわゆる「格差」の問題です。

落合陽一『2030年の世界地図帳』SB Creative

これを読んでハッとしたというか、あの一台数万円のスマホがどーたらみたいな点に関しては思慮が浅かったなと。

スマホは確かに高価だけど、先進国では生活インフラとなっているがためにスマホを持たないという選択肢がないことがある。格差に応じた生活様式を選べないことで困窮する場合もあるのだと知りました。

世の中の仕組みっておもしろいなあと思いました。

あとツイートするときはもうちょい頭使おうと思いました。
有名アカウントならこういうのが炎上の種になるんでしょうかね。

 

おわり

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