圧迫面接で何を見ようとしてるの?

大学生活

こんにちは、院試を終えて腑抜けてしまいました、ぽっけです。

 

突然ですが圧迫面接って怖いですよね。

終始表情を変えない面接官、
回答のすべてを否定してくる面接官、
唐突に声量を上げてくる面接官、
なんか知らんけど不機嫌な面接官、…。

僕もつい先日の大学院入試にてコレって圧迫面接…?な場を経験しまして、精神がごっそり削られました。

僕一人に対して面接官である教授10〜人がこぞって質問してくるという地獄みたいな地獄だったのですが、ただ一言、怖かったです。

今後その大学にてお世話になるかもしれないので具体的に言及することは控えますが、怖かったです。
………怖かったです。

筆者
筆者

教授が10〜人というのは誇張ではありません。
部屋に入ったらお偉方がズラアッ!と並んでて震えました。

圧迫面接の目的

圧迫面接って昭和の根性論的な悪しき習慣で、令和のこの時代に存在するはずがないって勝手に思ってたんですが、全然そんなことなかった。

僕自身が大学というアカデミックな場で経験したことに加えて、民間企業の就活を終えた友人らと話していても高圧的な面接官が多くて…みたいな話を聞きます。

最近はそーかそーかそれは大変だったねペロペロッ 言うて互いの傷を舐め合ったりしておるんですが、それにしてもきゃつらの目的はなんだろうねって話になったんですね。

我々に精神的な負荷をかける意図はなんだろうと。

それはストレス耐性を見てるんだよとか、怯える我々を見ることが彼らの喜びなんだよとかいろいろ考察が飛び交ったんですが、それは確かにそうかもなって思ったのが次の2つでした。

・圧迫面接が「ふつう」だった時代の人間が組織の上位にいるから
・我々世代が精神的に虚弱だから

確かに今のおじさま世代は、激しい精神的圧力を伴うような社会で鍛えられてきたのかもしれません。

そうした中で成り上がってきた人間が組織の上位を占めていて、彼らの思想がそのままトップダウンで伝わるなら、結果として面接の方針が高圧的なものになるのは自然なことかもしれません。

それから我々若い世代が精神的に弱すぎるのではという点。

僕も小さい頃から親にも学校の先生にも甘やかされて育ってきました。
そんな温室育ちにとっては、面接官の厳しい表情が必要以上に高圧的に映ったりするのかも。

つまりいわゆる圧迫面接では、面接官に「圧力をかけてやる」という悪意が必ずしもあるわけではないし、また我々が「これは圧力だ」と誤解する場合もあるのではということです。

正しい面接のあり方?

これは僕が通ってた予備校の先生がおっしゃってたことなんですが、先生は当時、大学教授でもあって、学生の面接をする際には必ず当人をリラックスさせることを心がけていると。

それはなぜかといえば至ってシンプルで、面接する側は学生の本当の性格や考えが知りたいのであって、ストレス耐性を見るというその一点のために当人に圧力をかけ萎縮させることは採用する側にとっても損失だと。

学生が面接室に入り席についたら、まずは「今日はどうやってここまで来ましたか、電車が混んでいて疲れませんでしたか」といった気のおけない雑談を挟む。

そうして学生の緊張がある程度ほどけたところを見計らって本題に入る。

ーーそんなことをおっしゃっていて、僕は当時高校生でしたが感銘を受けました。

 

今日唐突にこんな記事を書こうと思ったのは、そんな先生の言葉と、先日の面接で萎縮してしまって言いたいことの半分も言えなかったことの後悔を思い出したからです。

面接とはその人の本来の能力や人となりを知り、伝えることであるという根本を考えれば、圧力をかけようという動機はなくなるはずですし、

また面接を受ける我々としても、本来の自分を表現するために萎縮せずに頑張ろうという精神的な強さにつながるのでは思います。

 

 

おわり



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