親が生命保険を勧めてきて怖い【火サスの香り】

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先日、夕食の場で父が唐突に封筒を差し出してきました。
なんだなんだと中を見ると僕の生命保険の設計書類が入っていました。

綾小路きみまろさんでしたっけ、生命保険に入った途端に妻の料理が塩っぽくなったーーという話を思い出しました。

生命保険ってざわざわする

生命保険と聞くと心がざわざわするのですが僕だけでしょうか。
(心がざわざわするって何でしょうか)

保険を考えるときって将来のけがや病気あるいは死を考えるときですから、たぶんそのせいだと思います。相互扶助の大切さは理解しているつもりですができれば考えたくないことです。どうしても悪いことを連想するので。

また大学生に保険は無縁だとどこかで決めつけていたため、話を聞いたときは「なんで?」というのが正直な気持ちでした。

話が急で怖い

きっかけとしては両親がお世話になっている保険屋さんから持ちかけられたそうです。
別に両親が見積もりを頼んだわけでもなく、本人たちの保険の見直しだかなんだかの際にしれっと僕の保険設計書まで差し出してきたらしいです。

両親も当初驚いたようですが担当さんの説明を聞いて納得したんでしょうね、またはいつか僕も加入させようという心づもりもあったかもしれません、是非に是非にと勧めてきました。

いつ大きな怪我や病気になるかわからないだとか、リスクには早めに備えておくべきだとか、学生のうちに入っておくとこれくらい得だとか、両親の説明は明らかに受け売りでしたが聞いていると僕までその気になってくるので不思議です。

ただ驚いたのが担当が翌日自宅を訪ねるのでそこでサインせよと。

……は?

流石に急でびっくりです。こういうことってあるんでしょうか。みなさんは経験ありますか。僕の両親はどんな話を聞いてきたんでしょうか。何らかの洗脳を受けていたのでしょうか。
話の展開が急で怖い。火サスの導入みたいで怖い。

そんなすぐに決められるか

僕は保険について考えたこともないですしそうすぐに決められたことではないわけです。

だいたい本人に説明することもなく家族だからと書類だけ渡して芋づる式に顧客を増やそうとするような保険会社のやり方はよくよく考えると頭に来ました。

何よりどれだけ深く両親が納得したのか知りませんが加入するのは当事者である僕であって僕の意思を差し置いて明日サインしろというのはあまりに急なことです。まずは本人が当該の保険についてよく理解し、加入するしないは本人が考えて決めることです。こうした手順も踏まずにいきなり「この保険いいよ!お前も入れ!」はいくら家族とはいえ筋違いだろーがあああああ!!!
ルフィじゃないんだから。

そんなわけでこの件については色々と自分の理解が追いついていないので待ってほしいと伝えました。
自分でもよくわかっていないものにお金を払いたくありません。仮に親が負担してくれるとしてもそれならいいやという話でもありません。

保険について知ろう

まずは保険について勉強しようと思いました。

どんな保険があるの?
選ぶ基準は?
仕組みは?
いくら?
みんないつ加入するの?
大学生の加入率は?
学生共済との違いは?……

書き出してみるとわからないことだらけです。

自分のことは自分で決めるぞ!

まとめ

なんだか大学生になってからこういうことに出くわす機会が多いなと感じます。
年金とか医療保険とか、社会で生きる上で無関心ではいられないことです。

同じように親に保険を勧められて…という方はいるでしょうか。大学生とか新卒の方はわりと多いのではないかと思います。
僕はまずは保険について知るところから始めます、というお話でした。

よくわからないまま契約してお金を払い続けるーーということだけは避けたいですね。

おわり

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