ぽっけです。大学院生1年目です。
4月から環境新たに修士1年として研究活動を始めています。
ラボ配属から早くも1ヶ月が過ぎましたが、自分が予想していた以上に大学院生の生活が狂っていて怖いのでここにご報告します。
家で食事なんてしない
研究室ってどこも簡単なキッチン的なスペースがあるものなんですが、我々のキッチンスペースは異様に整ってまして、なぜかといえば学生らの1日3食が日々そこで作られているからです。
IH 3台、炊飯器2台、電子レンジ2台、コーヒーメーカー1台、調理器具・食器類完備。
冷蔵庫には見慣れないアジアンな調味料やら香辛料が並んでます。
また誰が買ってくるのか新鮮な卵・野菜・肉が常備されていて気味が悪いです。
冷凍食品多め、コーヒーは生豆から挽いてます。
先日先輩にチャーハンをご馳走になりましたが、めちゃくちゃうまかった。
フライ返しが堂に入ってました。
博士の先輩曰く、「いつからか忘れたけどしばらく家で食事してないなあ…」と。
嘘であって欲しい。
家でお風呂なんて入らない
大学構内のどこかに秘密の階段があり、光ひとつ届かない湿った通路を抜けた先にシャワー室があるらしいです。
利用者が多いせいで故障が頻発していたそうですが、先日リニューアル?増設?されたようで、先輩曰く「お湯が熱くて気持ちいいぞ」と。
ガス代節約のため自宅のお風呂はしばらく使ってないみたいです。
「そんな施設があったんですね、僕も使ってみたいです。どこにあるんですか?」
って聞き終わる前に修士の先輩に止められました。
「お前にはまだ早い」らしいです。
休日なんてない
こないだラボ最年長の先輩に、
「休日はどう過ごされてるんですか?ご趣味は?」
って聞いたら怪訝な顔をされました。
「研究だけど……?」
何言ってんだお前って顔をされましたが、お前が何言ってんだ。
終電で帰るとか舐めてんのかお前
僕の研究室のメンバーは、自動車とかバイク、自転車で登校してる人が多いです。
電車よりも交通費が安いからかと思いましたが、実際はそうじゃないみたいで。
自動車やバイクは駐車代・ガソリン代もかかるし、バイク・チャリは雨の日が大変。でも電車通学と違って終電を気にしなくていいのはでかいって言ってました。
「終電だから帰る」はもう通用しないみたいですね。
実験やその他タスクが残っているにも関わらず帰るなんてあり得ないと。
過去とある博士が放った
「終電で帰るとか舐めてんのかお前……な〜んてネ☆うそうそ!気をつけて帰れよっ」
は今でも語り継がれてます。
こわいこわいこわい。
僕も覚悟しておきます。
就活生には寛大
こんな感じで研究一筋を半ば強要されるような環境ですが、就活期間に入るとこうした一切の苦役から解放されます。
研究そっちのけで就活に全力を注いで欲しいとの教授の方針からです。
そのおかげもあって先輩は皆さんいいところに就職していきます。
現在修士2年の先輩は就活の真っ只中ですが、毎日楽しくてしょうがないみたいですよ。
「正直いうと内定も出てるし就活は終わったようなものだけど、ラボに戻る前にもう少しだけこの時を謳歌したい」
とのことで就活を続けるそうです。
頑張ってほしいです。
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