こんにちは。
配属から1か月ちょいで言うことじゃないかもしれませんが、今後の大学院生活が不安で仕方ないです。
というのも、直上の先輩に日本語が通じない……泣
パイセンは外国人
こないだ僕の研究テーマが決まったんですけど、それに伴い指導担当となる先輩(”直上”という)も決まりました。
同じ研究領域の先輩に色々教えてもらいつつ今後独自の研究を進めていくことになるので、この直上の先輩が何人いるかとか、修士か博士かとかが割と重要になっていきます。
僕の場合、博士の先輩がひとりついてくださることになりました。
知識面でも技術面でも経験豊富な方に指導してもらえるのですごくありがたいんですが、ここで問題がひとつ…
日本語が通じない!!!
欧米か
研究室の配属当初から予感はあったんですよ。
あれ、この先輩もしかして日本語ダメな人かなって。
ただ僕としては研究室に外国の方がいることをもちろん承知してましたし、身近でネイティブの英語を聞けてラッキーくらいに思ってたんですね。
また仮に今後僕の指導担当になるとしても、日本語が全く通じないなんてことはないだろうし、他の先輩方がフォローしてくれるだろうと。
でも違いました。
すでに1〜2週間ほど関連機器や必要な前知識についてレクチャーしてもらったんですが、そこでの説明は全て英語でした。
日本語が全く通じない上、実験室でふたりで話している時に助けてくれる日本の先輩もいません。
自力でなんとか聴き取って理解する他ないのです。
研究室での日々は基本その先輩とのマンツーマンですから、「今日使った言語は9割英語でした」みたいな日がしばしば。
欧米か。
英語の勉強を怠ってきたことをこれほどまでに後悔した日はないです。
通じない、聴き取れない
とはいえ、先輩もちょっとくらいは日本語通じるんでしょって思われるかもしれませんが、いやいやそれが全然なのです。
ぽっけ:「すみません、今の所の説明って〜っていう意味ですか?」
パイセン:「……(;´Д`)?」
ぽっけ:「えっと……今おっしゃったのは〜っていう理解でいいですか?」
パイセン:「……〜〜〜〜〜(謎の英語)〜〜〜〜〜 ?」
ぽっけ:「……(;´Д`)?」
終始こんな感じで、レクチャー以前にコミュニケーションが取れなくてほんとに困ってます。
パイセンもどうにかして理解させようとたまに日本語で頑張ってくれるのですが、それもよくわからない…
聞いたら「日本に来て3 years ダヨ」って言ってまして、「結構経ってるやんけ」って思ったのは置いといて、3年暮らせどなかなか日本語が身に付かず本人も歯痒いようです。
で、せめて僕にわからなかったことをその場で質問できるだけの英語力があればいいのですが、恥ずかしながらそれもできず、正直言ってパイセンの言ったことの半分も理解できてないのが現状です。
その場での理解度は多分30%くらいだと思います。
パイセンの話(英語)を聞く
→ ちんぷんかんぷん(理解度30%)
→ 頑張って英語で質問する(理解度40%)
→ 教わったことを持ち帰って考えを整理してみる(理解度50%)
→ わからないことが出てくるのでまた質問する(理解度70%)
→ ググったり関連論文を読んだり(理解度90〜%)
と、「ああ、あの時言ってたことってこういうことだったのか」って後になってようやく理解する感じで今のところしのいでます。
不安しかない
そんなんで研究大丈夫なの?って話ですが、全く大丈夫じゃないです。
めちゃくちゃ今後が不安です。
今はまだオリエンテーションの段階なのでなんとかなってますが、今後いよいよ独自の研究テーマを持って教授やパイセンとディスカッションしながら進めていく段階になれば必ず破綻すると思います。
今だって何とかなってるとは言え、パイセンの説明を理解するためだけに相当の時間を割いてるので、同時並行で他の授業やら課題やらもこなさなければならない現状がすでにちょっときついです。
ただパイセンもいつでも相談してねって言ってくれてますし、他の日本の先輩方も聞けば丁寧にフォローしてくれます。
同期の間でも事あるごとにみんなで教え合ったりして助け合える環境ではあるので、まあ頑張ればなんとかなるんじゃないかなあとそこまで悲観はしてません。
英語、がんばります
今、自分がどれだけ英語に不自由なのかを心の底から痛感しているところです。
学校や受験で散々勉強してきたので日常会話くらい余裕だろヘヘーンくらいに思ってましたが、大きな間違いでした。
なぜ聴き取れないのか、なぜ話せないのか、10年以上勉強してきながら自分でも不思議というか、必要に迫られている今となっては歯痒いばかりですが、とにかくこのままでは研究活動や将来に支障を来しかねないので焦ってます。
まさか日本にいながらこんなことになるとは思いもしませんでしたが、ただここは見方を変えてチャンスと捉えようと。
英語を本気で学ぶチャンスです。
実を言えば自分が英語を習熟することは一生ないだろうと諦めていたところがありました。
これまで長い間英語を勉強をしてきたにも関わらず話せない・聴き取れないのはイコール無理なんだろうと。
ただこれまでのパイセンとの会話を通じて、なんだか頑張ればいけそうな気がしてきてます。
この1〜2週間、無理にでも英語を使わねばならない環境に身を置いてみてわかったことですが、やっぱり多少きつくても話す・聴くに関しては実践してなんぼなんですね。
確かに最初の2〜3日はほんとにしゃべれないし聴いてもわからないしでひたすら苦痛でしたが、必要に迫られることで自主的に勉強するようになりました。
会話で出てきた知らん単語をリストしたり、寝る間を惜しんで単語の勉強したり、Youtubeで聴き取りの練習したり。
とにかく次こそはちゃんと会話しようという目の前の目標がありますから、あんまり努力してる感がないというか、自然と英語に手が伸びるようになったというか、むしろ楽しんで学習できてる気がしてます。
実際、ほんとに少しずつですがパイセンとも意思疎通ができるようになってきてますし、それが僕としては率直に嬉しいです。
必要なのはアウトプットメインの練習だと思うので、やる気のあるうちにどこか英会話サークルなんかにも挑戦してみようと思ってますが、まあ無理せず頑張ろうと思います。
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