【ブログの継続】考えすぎない作文の仕方〜読者の読解力を信じる〜

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こんにちはぽっけです。

「読者を信じる」とか言ってなにカッコつけてんだって感じですが、これ僕のセリフじゃなくて、ある映画でサリンジャーのマネージャーが言ってたセリフです。

筆者
筆者

『ライ麦畑でつかまえて』のJ・D・サリンジャーです。邦題『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』。作中でサリンジャーが執筆に行き詰まった際に、確か彼のマネージャーのセリフだったと思いますが『読者の読解力(理解力?)を信じなさい』って言ってました。

僕は普段ブログを書いているとき、納得いく文が書けなくて息詰まることが多々あるんですが、そんなとき思い出すのがこのセリフです。

めちゃくちゃ神経質

以前もなんかの記事で話したかと思いますが、僕言葉に対してめちゃくちゃ神経質なところがあるんですね。

ちょっとしたニュース記事のちょっとした言い回しだとかが気になることがよくあります。

例えば先日のある記事でこんな言い回しがありました。

「計算にほんの数分しか必要ないことも多い」

文脈は忘れましたがとにかくこんなセリフが先週読んだ記事にあって、なんか引っかかるなと思ってメモしておきました。

で、僕だったらこう直すなっていう案がこれです。

「計算に必要なのはほんの数分であることが多い」

根拠としては、まず「ほんの」と「しか」っていう限定を示す言葉が重複してて気持ち悪いなとか、「必要ない」の否定が文全体のどこにかかってるのか一瞬考えちゃってなんかヤダなとか…。

要するに文法的な知識もないくせに人様の文章に難癖つけては自分で修正案を考えるという勝手なことを日頃からやってるんです。

我ながらキモいとは思います。

そのくらい神経質だってことです。

で、この神経質は自分でアウトプットした文章に対しても同様で、「聞く」と「訊く」の使い分けとは?とか、「〜なのですが」を「〜なんですが」って崩すのはあり?とか、

自分でもいやそんなのどっちでもええやろがいって思うようなことが気になって仕方なくなることが多々あって、そのたびに筆が止まって大変なんです。

筆者
筆者

今はキーボードで執筆してるのに「筆が止まる」っておかしくねって考えてます…

映画をみてマシになった

こんな感じで病的に神経質な僕ですが、これでも少しはマシになってるのではと思う今日このごろです。

まず記事を書くスピードが上がりましたし、書いてる途中に逐一最初から読み直す癖がなくなりました。

それから以前はこの表現でちゃんと伝わるかなとか、ここでは主語を明示すべきかなとか、そんなことを考えてばかりでしたが、今ではそういったことに囚われることが少なくなりました。

要因としては単純に書き慣れてきたためでしょうが、僕の気持ち的なターニングポイントで言えば、冒頭でお話した「読者の読解力を信じる」という作中でのセリフが大きく影響しているなと思います。

要するに文法的に多少間違っていても、また多少おかしな言い回しをしたとしても、読者はわかってくれんべ!と。

正直言うと一時期ブログを書くのが窮屈で、ただ惰性で書いていた頃がありましたが、そんなときに出会ったのがこのセリフでした。

ブログを気楽に書けるようになるきっかけになったセリフです。

一体何にビビってるのか〜ブログは自由〜

あくまで予想の域を出ませんけど、僕みたいにブログを書くのに神経使っちゃって疲れる…みたいな人は多いんじゃないでしょうか。

要因として言葉に対する知的好奇心みたいなものが半端ないとか、僕みたいに過度の神経質だからとか色々あるかと思いますが、実は読者に自分の欠点を晒すのが怖い、恥ずかしい…そんな感情が邪魔してやしないかと。

というのも僕自身がそうで、いまだに不特定多数に自分の間違いを晒すことになったら恥ずかしいなって考えながら記事を書いてます。

記事の正確性のためにも、正しい知識獲得のためにも大切なことではあるんでしょうが、行き過ぎればブログ継続の障害にしかなりません。

だいたい自分の記事がたくさん見られる前提でいるなんて超人気ブロガーでもないのに少しおこがましいですよね。

しかも部分的な文法の間違いだとかを指摘されるようなことなんて万が一もないことでしょう。

ということで、最近は記事に多少納得がいかなくても、「大丈夫大丈夫、自由に書こうよ、不完全な記事も成長の糧だよ!」と自ら諭すことにしてます。

僕にはそのくらいが丁度いいのですきっと。

とはいえ

「読者を信じる」とはいえ、めちゃくちゃな文章ではそもそも読んでもらえません。

最低限の語彙力や表現力に加えて、文章構成も考えなくてはならないことは云うまでもないことですが、これって結構難しいですよね。

つまり記事全体で起承転結を意識するわけですが、僕はこういうのすごい苦手なんですよ。

ただ苦手なりに僕がやっている工夫というかコツとしては、はじめに記事の小見出しから考えることです。

小学校の図工で粘土人形を作ったことがあるんですが、まず針金で骨格を作るところから始めたのを覚えてます。

どんなポーズの人形にしようか構想ができたら、それに沿ってまず骨格を作ってから粘土で肉付けしていく。

いきなり粘土で作っても関節の位置だとかがメチャクチャな人形になりますが、針金があるだけで小学生でも割とまともな作品になります。

記事の作成もそんな要領で、まずタイトルで記事全体の構成を考えたら、次に小見出しを作って骨格を考える。

本文は小見出し=小テーマに沿って書いていくことになりますから、思いつくまま書いたとしても大きく脱線するようなことはなくなります。

まさに粘土で肉付けしていくイメージです。

結果として記事の出来上がりまでのスピードも上がりますしおすすめです。

まあ僕は普段そんな書き方でやってますというだけの話です。

まとめ

ブログを定期的に書き続けるって難しいことですが、それだけに得られるものも大きいと思います。

今回は僕にとって継続の原動力になっているある映画のセリフをご紹介しました。

似たような継続のヒントを知ってるよっていう方は是非コメントください!

 

おわり



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