どうもご無沙汰しております。ぽっけです。
今冬は記録的に富士山の冠雪が少ないみたいですね。
僕も肩の関節が調子悪くて困ってます、、、カンセツだけにってね!!
気づいたら前回の更新から一ヶ月も経ってました。
そろそろ更新せねばという考えは常に頭の隅にあったのですが、期末試験やらレポートやらに追われて後回しにしてしまっていました。
ブログを始めてだいたい10ヶ月になります。始めた当初は「3日ごとに定期更新するぞ」とか志が高いんだか低いんだかよくわからない目標を掲げていましたが…。今回みたいに「書こうと思っても腰が上がらない」「後回しにしてしまう」ことが多いなーというのが傾向としてわかってきました。
もっとさくさく書きたい。
ブログ更新頻度を上げたいけどどうしたらいいかなあ〜…ということを最近考えてます。
今回は頭を一度整理する意味で考えたことを書き下してみたい、そういう記事です。
そもそもなぜブログを書くのか
ブログを書く動機としては「キャリアアップ」と「収入」の2つに大別できると思います。
僕の場合は8割がた前者で、文章力・表現力を上げる目的ではじめました。あるあるですね。
もともと自分の考えを言語化するのが苦手で、作文とか特に人との会話においてなかなか自分の考えを上手に伝えられないことが小さい頃からの悩みでした。だからまずは作文能力を上げようと。書くこと自体は好きなため、自分のペースで進められて、モチベーション的にも読んでくれる人がいるブログが最適かなと思った次第です。
(あとの2割についてはネット記事やWeb広告の仕組みへの興味だとか、あわよくばなんかの手違いで莫大な広告収入が手に入らないかなあとか妄想してました。)
書くのが遅いわけ
メインの目的が文章力の向上ですから、何よりも継続することが大事だというのが念頭にありました。
だからクオリティにこだわりすぎず、書きたいこと、書けることを淡々と書いていくつもりでしたが…
すんごい凝り性
小学生の頃から文章を書くのが遅い人間でした。
「居残り作文」って言って通じるでしょうか、課された作文が授業時間内に終わらなかった生徒は昼休みや放課後を返上して作文を書き終えなければならないのですが、僕はその常連でした。
別に集中力がなくて書けなかったとかやる気がなかったとかいうことではなく、完璧主義というか、心配性というか、かなりの凝り性でした。ふと気になった言葉の意味は逐一辞書を引いてました。書きながら何度も読み返して、「この一文はなんか読みづらい、もっとスマートな表現はないものか…」みたいなことを考えているといつの間にかチャイムが鳴っていることが常でした。
見方によってはこうした思考作業が良い勉強になったとも言えますが、おかげで人と会話するときにさえ言葉を考えすぎる悪い癖がついてしまい苦労してます。
網羅性と代表性、潔癖思考
コミュニケーションスキルの本とかでよく「網羅性」と「代表性」がどうのこうのっていいますよね。
僕は「網羅性」に囚われてしまった典型的な例だとも言えます。伝えたいことを100%表現するためにあらゆる言葉の組み合わせを考え出してしまう。
とりわけ文章を書くとなると何気ないたった一文に数分費やすみたいなことがよくあります。多少拙くても十分伝わるのに。
例えばここまで文字数にして1000字ちょっとしか書いてないんですが、すでに気になってしようがない箇所が5箇所近くあるんですね。この表現が拙いなとか、カジュアルすぎるかなとか。
今も「しようがない」と「しょうがない」のどっちが適切なのかすごい悩んじゃいました。
どっちでもええわって話なのはわかってるんですが気になっちゃう。
今思いつきましたが「潔癖思考」っていう表現が最もよく僕の性質を表していると思いました。
そんな言葉が存在するのか知りませんが。今作りました。
きれい好きの潔癖、衛生観念に関わる潔癖です。その思考バージョン。
ここでの「汚れ」は「もっときれいな表現、きれいな言葉があるのでは」という一種の強迫観念でしょう。
なんかこのテーマで記事かけそう。
公に晒すのが怖い
特にこういうネット空間では発信した内容が長い間記録に残りますよね。下手したら永遠に。それが怖いのです。自分の書いたことで誰かを傷つけたらどうしようとか、恥をかいたら嫌だなとか。
2ちゃんねるみたいな匿名掲示板を見てると思うんですが、一般的な良識があれば面と向かっては云わないようなことを匿名の言論空間では云えてしまうというのが見ていてすごく嫌なんですね。
自分が云うのも、云われるのも嫌。
言説がわりと汚いイメージがあるので(僕の偏見です)2ちゃんねるを引き合いに出しましたが、TwitterみたいなSNSでもそうですよね。直接的な表現は使わなくとも、遠回しに揶揄したり。実名アカウントにも関わらずかなり攻撃的な言葉をつかう人も珍しくありません。
そういうのを普段から見ているせいもあるでしょう、自分はそうはなりたくないなという気持ちがこうしたブログを書く際に余計に慎重にさせていると思います。
批判されないように書こうとしてる
あらゆる批判、反論を回避できる主張なんて存在しないという当たり前のことをもっと意識するべきかもしれません。こう書いたらこう批判されるのでは、こう書いたらこう反論されるのでは、そんなことを考えるせいで書きたいことがすらすら書けなかったりするのではと。
反対意見を予想することは主張を組み立てる際の基本ですが、僕の場合誰かに反対されたり意見されたりするのが怖いとか気に入らない…みたいな余計な感情が入っている気がします。
読む人の意見を気にしちゃう。プライドが邪魔しちゃう。
〜に貢献しなくちゃとか考えちゃってる
どうせブログやるなら誰かのためになることを書こうとか正確で面白くて革新的なクオリティコンテンツを公開することでネットの情報空間に貢献するのだとか考えてました。
別にそんな事する必要ないのに。誰からも求められてないのに。そもそも自分にそんな能力ないのに。
だから少し専門的な情報に触れた際なんかは、載せた情報がほんとのほんとうに真実か?というのを確かめるためにかなり時間を使ってました。
そういう真面目なところ、というかクソ真面目なところは我ながらよちよちしてあげたいくらい偉いと思います。でももうやめよう。いえ、正しい情報を載せるのはブログを公開する以上義務ですが、余計なタスクになってるところがある。
好きなことを好きなように書いて、たまたま誰かの目に留まってたまたま役に立てばいいや、そのくらいの心持ちで十分では。
プロトタイプが書けない
3行書いたらはじめから読み直してどこか読みづらいところがないか探しちゃったりしてました。
とりあえず下書きとして書き進めなければとわかっているのに、きれいに書こうとしているためについつい後戻りしてしまう。まさに潔癖思考です。
以前なんかのテレビ番組でどっかのIT企業の偉い人が「成功への近道はプロトタイプを作ることだ」みたいなことを言ってました。製品開発の過程でとりあえず荒削りの試作品を素早く作ろう、そうすれば製品版に向けての課題が明確になるよ、…たしかそんな文脈でした。
これはそっくりそのまま作文にも当てはまります。特に僕みたいな考えすぎちゃう人には必要な考え方です。まず速攻で荒削りの文章を書き上げる。よりスマートな表現が云々は後で考える。あるいは僕の場合未完成のまま公開するくらいが良い矯正になるかもしれません。
網羅性と代表性の話にも繋がりますが、速攻で書くためには伝えたいことを100%表現しようとしないこと。自賛するわけではないですが下書き段階でもある程度伝わる文章は書けているのではと思っています。60%くらい表現できたかなと感じたらそれで良しとするようにしたいと思います。
クオリティコンテンツという幻想
ブログを始めるにあたって「ブログ 始め方」みたいなことを検索したんですよ。
そしたら色んなサイトが色んな事言ってるんですね。
諸説紛々見ていくとどうやらSEOが大事らしい。アクセス数を集めるためです。
今考えると収入のためにブログ始めるわけじゃないんだからSEOなんか気にする必要なかったのにと思いますが、やはり物事をはじめる時って余計に意気込んじゃいますよね、どうせなら有名ブロガーになってブログ界隈を賑わせてやるかとか身に余りすぎることを妄想してました。
で、SEOについてまた色々調べるわけです。
Search Engine Optimizationの略なんだーとか、サイトのコンテンツの質が大事なんだーとか、文字数はこのくらいがいいんだーとか、…
その後の展開は言うまでもないと思いますが、書くことよりも質を高めることに囚われてしまうというありがちな落とし穴にはまってしまったわけです。
最低でも2000字は書こうとか、記事のどこにどんな画像を配置しようとか、読んでて面白くてわかりやすくて独自性の高い記事を書こうとか、そんなことばっかり考えながら書いてました。
一番はじめの記事なんかわざわざ高輪ゲートウェイまで行って写真撮ってきたりしてました。新設の駅として当時話題になっていたこともあって。
じゃあそれでクオリティコンテンツが作れたかといえば全くそんなことはないわけで、言ってしまえば骨折り損だったわけです。アクセス数を見ると、3時間もかけて書いたのに30分で書いた記事の半分も読んでもらえてない(泣)みたいな記事が多いです。
ただ意味がなかったとは思いません、質がどうのこうの言う前に僕のような素人は書き続けなければいけないのだということが肌身で理解できました。そもそも「ブログ 始め方」で検索上位に出てくるような「ご意見」はPV至上主義で戦ってこられた方々によるものですから、「文章力上げるために書いてまーす、ついでにPVも欲しいでーす」みたいなゆるい人間にはそぐわないのではと最近考えてます。
書くことは楽しい
自分で始めたブログにここまで悩まされて、我ながら難儀なやつだと思います。
そこで一度立ち返って「本当にブログをやりたいのか?」と自問してみますが、答えとしてはやはり「Yes!」です。ブログを書く方なら誰もがそうでしょうが、僕もまた書くことが好きな人間です。
小学生の頃から居残り作文をしていたと述べました。読んだ方は「さぞ作文がきらいだったのでは」と思われたかもしれませんがそんなことはなく、むしろ好きでした。
この点については話が長いのでまたの機会に書いてみたいと思いますが、僕は作文を書くのが上手だったようで、提出した作文が良くできているからとよく担任に褒められました。作文の授業では毎回お手本として作品が晒され公開処刑に遭いましたし、推薦されて市や県のコンクールに何度も応募しました。親は僕に文才があるのではと期待して高い辞書を買ってくれたりしました。子供心に嬉しかったですし、そんな自分を誇らしく思っていたと思います。まわりの人たちが褒めてくれる → 作文って面白いな、そんな感じです。
そういったエピソード記憶が今でも染み付いていてます。自分の考えを言語化することの楽しさと、それが誰かの目に留まって褒めてもらえることの快感を覚えちまいやした。やめられねえんだこれが、へへっ。
TwitterとかFacebookの「いいね」ボタンはまさに僕のような人間に刺さるのでしょう、TwitterもFacebookもやってませんが。
Youtubeじゃだめなの?
「ブログはオワコン」ってたまに聞きます。
僕もある意味では全くその通りかと思います。ある意味というのは顧客を集めるための手段としてという意味です。
スマートフォンとYoutubeみたいなツールによって、誰でも簡単に映像クリエイターになれる時代です。新聞や雑誌の広告費は下がるばかりです。情報としての映像、エンタメとしての映像にテキストがメインのブログが太刀打ちできないというのは真実でしょう。
ただ、それは先にも述べましたがPV至上主義の世界での話です。お金の話です。
動画でしゃべることと文章にすることは僕にとって全く異なる行いです。小説を読んでいて、「この感情はこんなふうに表現できるのか!」とか、「この表現いいなあ!」とか、そんな「刺さる」経験をしたことはないでしょうか。これは文章を読むという行いでしか体験できないものだと考えてます。考えを上手く言語化できたときの快感にもまた、文として推敲を重ねて紡ぎ出したときにしか体験できないものがあります。
ブログがオワコン説について言及したサイトの多くが、こうした書くことの楽しさを度外視しているように思います。僕の見た限りですが。ただそれもしょうがないことかとも思います。お金大事だし。僕もお金欲しいです。
ブログへの取り組み方を変えよう〜今後の方針〜
なぜ書くのが遅いのかという点で自己分析してきました。
どうやらブログを書くということに対して過剰に身構えてしまっていたみたいです。
作文スピードを上げるためにはどうしたらいいか、今後の方針としてひとまず次のことを意識することにします。
- 恥、プライドを捨てる
- 好きなように気楽に書く
- 60%表現できたらよしとする
でもだからといって適当な記事ばかり書いていたら文章力を上げるという目的が果たせません。読者もつかないでしょうからモチベーションに関わります。
強い記事1割、弱い記事9割
「強い」記事というのは、きちんと推敲されていて、メッセージ性があって、文字数も割とあって、…いわゆる質の高い、書き上げるまでの負荷が大きい記事です。
「弱い」記事というのは、質よりもスピード重視で、パパっと書いて、スパーンッと公開して、後で見返して恥ずかしくなっちゃうような、…いわゆる質の低い、書き上げるまでの負荷が小さい記事です。
たとえばこの記事は「強い」記事に当たるかと思います。少なくとも文字数においては。
普段は「弱い」記事を書いて定期的に投稿しつつ、余裕があるときに「強い」記事を書いてみる。そんな感じが素人には良い訓練になるのではと思います。
広告どうする?
メインの目的が収益化ではない以上、Adsenseやアフィリエイトをつける必要はないのではとここまで書いてて感じました。
広告やアフィリエイトの仕組みが知りたいという好奇心が3割、金銭欲7割で付けたのですが、問題は広告を付けなくてもモチベーションが保てるかということです。
卑しくてすみません。サイトの収益データを眺めるのが毎日の楽しみです。ほぼ無収益だけどね!!!
とりあえずアフィリエイトは外してもいいのではと考えてます。
ノートPCスタンドのレビュー記事を以前投稿したんですが、自分で必要だと思って買って、使って、これは人におすすめできると感じて書いたものです。ただ定期的にアフィリエイトをやるとなると提携商品からレビューできそうなものを探して買って記事を書くことになりますから、まず自分の消費行動を変えなければいけません。頻繁に買い物をするタイプではないし、大して興味もない商品を紹介することになるのでは…?というのがちょっと引っかかります。ただAmazonは比較的よく利用するのでAmazon関連はたまにできそう。
まとめ
ブログの作文スピードを上げるためには何が必要か、いろいろ考えてみました。
いろいろ考えていろいろ書きましたが要は「気負わず書こーぜ」ということでした。
こうして書き下してみると頭が整理されていいですね。今後の方針もたちました。明日からすらすら記事が書けそうだ。ふははははははは。今後は気負わず書こーと思います。調子乗って黒歴史になるような記事にならないよう気をつけつつ。
おわり
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